赤み(炎症)、ひりつき(ヒリヒリ感)、むくみ
レーザーを当てると、当てた部分は軽い火傷の状態になります。照射後に赤みやヒリヒリ感、むくみや炎症が出る場合があります。発症した際は、保冷剤などで冷やして頂くか、お渡ししたお薬を塗って頂く等で鎮静します。2~3日たっても、改善がなければ診察し、必要でればお薬を処方いたしますのでクリニックまでご連絡ください。照射前、照射後、日常の保湿が大事になります。
毛嚢炎
レーザーを当てる事で備わっているお肌のバリア機能が一時的に弱くなり、通常では感染しない菌に感染することで発症します。また、肌への刺激も要因の一つと言われています。ブツブツとニキビのようなものができ、胸・お腹・Vライン・脇・太もも・口回りが発症しやすい場所となります。一時的なもので1週間~10日間ほどで自然治癒しますが、改善が見られない場合はクリニックまでご連絡ください。
火傷
レーザー脱毛は、お肌に熱を与えたり、込めたりする治療になり、火傷のリスクはゼロではありません。そのようなリスクを少しでも軽減できるよう、照射をする看護師の導入研修、定期的な技術確認、勉強会等を実施して、技術・知識の向上を図っております。レーザー機器に関しても機械の冷却機能をしっかりと発揮できる設定を行っております。また、火傷のリスクを少しでも減らすために、患者さま自身にも、日焼けへ対策、日頃よりの保湿等、ご留意頂く事もリスク回避になっております。
色素沈着
レーザーを当てたことで、お肌自体が弱くなることがあります。紫外線を通常よりも多く吸収したり、お肌への摩擦や、刺激などにより、一時的にシミのようなものが出たり、もともとあるものが濃くなったりする場合があります。対策としては、肌の保湿・日焼け止めの塗布・清潔の維持・刺激の回避などになります。脱毛期間中はこれらの事を実施して頂くようお願いしております。