熱破壊式と蓄熱式はどちらが効く?医療レーザー脱毛の効果の違いを解説!

熱破壊式と蓄熱式の違いは?どっちがいい?脱毛効果や痛みを比較
この記事で分かること

「熱破壊式と蓄熱式の特徴や効果の違いを知りたい」「熱破壊式と蓄熱式どちらが効果ある?」など疑問をお持ちの人へ。

この記事では、プララボ編集部が調査して分かった「熱破壊式と蓄熱式の違い」について医師監修のもと、詳しく解説します。

監修者:清水雄介教授

【経歴】
慶應義塾大学医学部(1998年)を卒業後、形成外科で研修。その後、琉球大学病院形成外科(2015年)の教授として沖縄に赴任。現在は琉球大学大学院医学研究科形成外科学講座教授、琉球大学病院病院長補佐などを兼任。

【所属学会】
日本美容外科学会日本形成外科学会日本形成外科手術手技学会日本頭蓋顎顔面外科学会日本マイクロサージャリー学会日本顔面神経学会

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目次

熱破壊式レーザー脱毛と蓄熱式レーザー脱毛の仕組みの違い

熱破壊式レーザー脱毛と蓄熱式レーザー脱毛の大きな違いは、照射するレーザーの強さと照射ターゲットに違いがあります。

熱破壊式レーザー脱毛の仕組み

熱破壊式レーザー脱毛は、高出力のレーザーを1発照射して「発毛組織(毛乳頭・毛母細胞)」を破壊する脱毛方法です。

高出力のレーザーを照射するため、短期間で効果を実感することができます。

また、「VIOやワキ、男性の髭などの太く濃い毛へに脱毛効果が高い」という特徴があります。

蓄熱式レーザー脱毛の仕組み

蓄熱式レーザー脱毛は、低出力のレーザーを連続照射して、毛の生成を促す司令塔「バルジ領域(毛包幹細胞)」を破壊する脱毛方法です。

低出力のレーザーを出力するため、施術時の肌への負担や痛みも最低限に抑えることができます。

また、「敏感肌・日焼け肌」や「メラニン色素の薄い産毛への効果が高い」という特徴があります。

清水教授

どちらも脱毛効果に違いはありませんが、剛毛への効果は熱破壊式が高い、産毛への効果は蓄熱式が高いと考えていいでしょう。

熱破壊式脱毛と蓄熱式脱毛どちらが効果ある?

先ほどお伝えした通り、熱破壊式と蓄熱式に脱毛効果(永久脱毛効果)の違いはありませんが、「適している毛質・肌質」や「毛が抜けるタイミング」などに違いがあります。

蓄熱式脱毛熱破壊式脱毛
照射ターゲットバルジ領域毛乳頭・毛母細胞
レーザー出力低出力高出力
照射の特徴連続照射1ショット照射
産毛への効果高い普通
剛毛への効果熱破壊式に劣る高い
日焼け・色黒肌対応可能対応不可が多い
照射スピードかなり速い速い
痛みの程度かなり弱い強い
肌への影響優しい蓄熱式に劣る
適している部位顔・背中など
産毛が生えている部位
VIO・ワキなど
毛が太く濃い部位
効果が現れる時間3〜4週間程で
毛が抜け始める
1〜2週間程で
毛が抜け始める

熱破壊式レーザー脱毛の効果やメリット・デメリット

熱破壊式レーザー脱毛
照射ターゲット毛乳頭・毛母細胞
レーザー出力高出力
照射の特徴1ショット照射
産毛への効果普通
剛毛への効果高い
日焼け・色黒肌対応不可が多い
照射スピード速い
痛みの程度強い
肌への影響蓄熱式に劣る
適している部位VIO・ワキなど
毛が太く濃い部位
効果が現れる時間1〜2週間程で
毛が抜け始める

熱破壊式レーザー脱毛は、高出力のレーザーを1発照射して発毛組織(毛乳頭・毛母細胞)を破壊する脱毛方法です。

そのため、熱破壊式レーザー脱毛には以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット
  • VIOやワキ、髭など太く濃い毛に高い脱毛効果を期待できる
  • 即効性が高く、短期間で効果を実感しやすい
デメリット
  • 蓄熱式脱毛より痛みを感じやすい
  • メラニン色素に反応するため、日焼け肌への施術ができない場合がある
  • メラニン色素の薄い産毛に反応しにくい
こんな人におすすめ
  • 毛が剛毛(太く濃い毛)の人
  • 短期間で脱毛効果を実感したい人
清水教授

熱破壊式脱毛は、メラニン色素に強く反応するため、剛毛(太く濃い毛)への効果が高いと言われています。

剛毛で悩んでいる人や脱毛効果を短期間で実感したい人におすすめの脱毛方法と言えるでしょう。

蓄熱式レーザー脱毛の効果やメリット・デメリット

蓄熱式レーザー脱毛
照射ターゲットバルジ領域
レーザー出力低出力
照射の特徴複数回連続照射
産毛への効果高い
剛毛への効果熱破壊式に劣る
日焼け・色黒肌対応可能
照射スピードかなり速い
痛みの程度かなり弱い
肌への影響優しい
適している部位顔・背中など
産毛が生えている部位
効果が現れる時間3〜4週間程で
毛が抜け始める

蓄熱式レーザー脱毛は、低出力のレーザーを連続照射して、毛の生成を促す司令塔「バルジ領域(毛包幹細胞)を破壊する脱毛方法です。

そのため、蓄熱式レーザー脱毛には以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット
  • 肌へのダメージや痛みが感じにくい
  • 敏感肌や日焼け肌への施術が可能
  • 色素の薄い産毛にも高い脱毛効果を期待できる
デメリット
  • 効果を実感するまで時間がかかる
  • 蓄熱式脱毛より剛毛(太く濃い毛)への脱毛効果が劣る
こんな人におすすめ
  • 産毛までキレイに脱毛したい人
  • 痛みに弱い人
  • 肌が弱い人(敏感肌やアトピー肌)
  • 褐色肌、日焼け肌の人
清水教授

蓄熱式脱毛は、肌へのダメージが少ないため、敏感肌やアトピー肌など肌が弱い人に安心な脱毛方法と言えるでしょう。

蓄熱式レーザー脱毛について

蓄熱式レーザー脱毛」の特徴や効果についてもっと詳しく知りたい人は、下記記事をチェックしてください。

「熱破壊式と蓄熱式の違いは?」など疑問への回答Q&A

熱破壊式と蓄熱式の違いは?

レーザーの照射方法や照射ターゲットに違いがあります。詳しくは「熱破壊式レーザー脱毛と蓄熱式レーザー脱毛の仕組みの違い」の見出しをチェックしてください。

熱破壊式脱毛はどんな毛質に適している?

熱破壊式脱毛は「VIOやワキ、男性の髭などの太く濃い毛」に適しています。

蓄熱式脱毛はどんな毛質に適している?

蓄熱式脱毛は「顔や背中などの産毛や色素の薄い毛」に適しています。

VIO脱毛には熱破壊式と蓄熱式どちらがいい?

VIO脱毛には、特徴や脱毛効果を考えると「熱破壊式」が適しています。

熱破壊式と蓄熱式はどちらの方が痛みを感じやすい?

照射時の痛みは熱破壊式の方が強く感じます。

産毛には熱破壊式と蓄熱式どちらがいい?

産毛には「蓄熱式」が適しています。

熱破壊式と蓄熱式を併用して施術を受けられる医療脱毛クリニックはある?

一部のクリニックでは、熱破壊式と蓄熱式を併用した施術を受けることがあります(例「レジーナクリニック」や「リゼクリニック」)。

【まとめ】熱破壊式と蓄熱式の違いを理解して自分に合う脱毛方法を見つけよう!

この記事では「熱破壊式と蓄熱式の違い」についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

熱破壊式と蓄熱式の大きな違い
  • 熱破壊式脱毛とは
    高出力のレーザーを1発照射して「発毛組織(毛乳頭・毛母細胞)」を破壊する脱毛方法。「VIOやワキ、男性の髭などの太く濃い毛へに脱毛効果が高い」という特徴がある。
  • 蓄熱式脱毛とは
    低出力のレーザーを連続照射して、毛の生成を促す司令塔「バルジ領域(毛包幹細胞)」を破壊する脱毛方法。「敏感肌・日焼け肌」や「メラニン色素の薄い産毛への効果が高い」という特徴がある。

最後に、「熱破壊式」と「蓄熱式」の医療レーザー脱毛器を導入しているクリニックを知りたい人は、下記をチェックしてください。

この記事を書いた人

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