アトピーでも脱毛できる?肌への影響は?おすすめ脱毛方法と注意点

アトピーでも脱毛できる?肌への影響は?おすすめ脱毛方法と注意点

アトピー(アトピー性皮膚炎)だけど脱毛できる?肌への影響は?と気になりますよね。

プララボ編集部

脱毛できるかどうか、光脱毛か医療レーザー脱毛どっちがいいか……など、脱毛したいアトピーの方が気になる情報をまとめました。

目次

アトピーでも脱毛できる!その理由は?

アトピーの人も脱毛は可能です。ただし、重症度にもよります。

脱毛は、毛の黒い色であるメラニン色素にレーザーを照射し、照射で発生した熱によって発毛組織へダメージを与えるという仕組みです。

つまり、肌表面への刺激はあまり大きくないんです。

ただし、重度の方は肌トラブルを起こす可能性があるので施術をお断りすることもあります。

アトピーだけど脱毛したいときは、主治医や脱毛クリニックに肌の状態を確認してもらい、施術できるか判断してもらいましょう。

自己処理はアトピー肌にとって負担が大きい

ムダ毛の自己処理は、アトピー肌には負担が大きくなるため、あまりおすすめしません。

  • カミソリ
  • 除毛クリームやワックス剤
  • 毛抜き

やむを得ず自己理をする場合は、それぞれの注意点を意識しながら行いましょう。

カミソリ

カミソリはムダ毛を素早く処理できますが、刃が肌にあたるため、皮膚の組織を傷つける恐れがあります。

カミソリ負けをおこせば痛みやかゆみはもちろん、赤みや色素沈着、乾燥につながることもあります。

毛を剃るなら、電動シェーバーがおすすめです。刃が皮ふに直接はあたらないため、肌への負担が小さいです。

除毛クリーム

除毛クリームは、ムダ毛のタンパク質を溶かして処理するというもの。皮ふもたんぱく質なので、肌に負担がかかることがあります。

また、アトピー肌は薬剤による負担が大きく影響することがあります。

毛を抜く(毛抜き・ワックスなど)

毛抜きやブラジリアンワックスなど、毛を抜くタイプのムダ毛処理は、無理やりムダ毛を引き抜くことで毛穴や周辺の皮膚が大きなダメージを受けます。

皮膚や毛穴がダメージを負ったことにより、肌荒れにつながる恐れもあります。

アトピーの人が脱毛するメリット

脱毛すると、自己処理の回数が減ったり、ムダ毛による蒸れがなくなったりします。

そうすると、肌が刺激を受ける機会が減り、症状があらわれにくくなることがあります。

プララボ編集部

アトピー肌にとって、自己処理は肌への負担が大きいんです。

脱毛するかどうかは、主治医や脱毛クリニックと相談して決めてくださいね。

アトピーの人は光脱毛・医療レーザー脱毛どちらがおすすめ?

脱毛は主に、サロンが提供する美容脱毛と、クリニックが提供する医療レーザー脱毛の2つです。

それぞれの違いは、下記の表を参考にしてください。

医療レーザー脱毛光脱毛
提供者医療機関サロン(医療機関ではない)
脱毛効果永久脱毛抑毛・減毛
施術者医療従事者エステティシャンなど
トラブル対応常駐の医師が対応提携先の医療機関など
医療レーザー脱毛と光脱毛の違い

2つの脱毛方法でアトピー肌の方におすすめできるのが、医療レーザー脱毛です。

医療レーザー脱毛がおすすめな理由は?

脱毛クリニックは医師や看護師が常駐しています。

脱毛しても問題ないかどうか、症状の度合いや跡、現在の通院状況などをカウンセリングや診察で確認していきます。

万が一、施術中や施術のあとに肌トラブルが起きてしまったら、サロンと比べてスムーズに対応できます。

プララボ編集部

サロンは医療機関ではないため、医師は常駐していません。

アトピーの方が脱毛する際の注意点

アトピーの人も症状が軽ければ脱毛できることがありますが、注意点があります。

ステロイドを使っている場合は必ず医師に相談する

ステロイドを使っていると、脱毛において次のようなリスクがあります。

  • 脱毛効果が通常より低い
  • 感染症
  • 肌トラブル

ステロイドは、副作用で体毛が濃くなったり増えたりすることがあります。脱毛の効果にも影響が出てしまいます。

また、ステロイドをつかっていると免疫力が低くなります。毛穴から細菌が入り感染症を引き起こすリスクもあるんです。

レーザーによる刺激にも敏感になるので、肌トラブルも引き起こしやすくなります。

プララボ編集部

脱毛したいからと言って、自己判断で使用を止めたり、「使っていない」とクリニックに伝えるのはNGです。

必ず主治医に相談しましょう。

保湿などアフターケアを忘れない

アトピーの場合は、脱毛したあとの保湿ケアや日焼け対策が大切です。

アトピーは乾燥すると症状が悪化しやすくなります。脱毛後の肌はバリア機能が低下して水分量が減っているので、ボディローションやクリームなどを使って保湿します。

日焼け対策も重要です。日傘や帽子、薄手の長袖などを併用して、紫外線から肌を守ります。日焼け止めは、保湿成分が配合されたタイプやノンケミカル処方の商品がおすすめです。

この記事を書いた人

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