「医療脱毛の最適な間隔や頻度は?」「脱毛完了までに必要な期間と施術回数は?」など疑問をお持ちの人も多いのではないでしょうか。
この記事では、「医療脱毛のベストな照射間隔」「脱毛完了までの期間の目安」について紹介します。
部位 | 照射間隔 | 脱毛完了の期間 |
---|---|---|
全身 (顔・VIO以外) | 1ヶ月〜3カ月に1回 | 5回 (約5ヵ月〜1年半程度) |
VIO | 1カ月〜3カ月に1回 | 【Vライン】 5回 (1年~1年半程度) 【Iライン】 8回 (2年程度) 【Oライン】 8回 (2年程度) |
顔全体 | 1カ月〜2カ月に1回 | 8回 (2年程度) |
両ワキ | 2カ月〜3カ月に1回 | 5回 (1年~1年半程度) |
他にも「短期間で終わらせるためのポイント」も詳しく紹介するので、是非ご参考にしてください。
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医療脱毛のベストな照射間隔は「約1~3カ月に1回」
医療脱毛の施術は「約1~3カ月に1回」の間隔で行うことが推奨されています。
部位によって異なりますが、医療脱毛の効果が実感できるのは「5回〜6回目」の施術を終わる頃。
そのため、脱毛が完了する目安は「1~1年半程度」になります。
医療脱毛のベストな照射間隔 |
約1~3カ月に1回 |
医療脱毛完了の目安 |
1年~1年半程度 |
「なぜ照射間隔を空ける必要があるの?」「もっと短間隔で脱毛を完了することはできないの?」と疑問をお持ちの人も多いかと思いますが、主に2つの理由があります。
- 毛周期(ヘアサイクル)に合わせて脱毛するため
- 肌への負担を軽減するため
上記の理由について、後ほど詳しくご説明します。
理由1.毛周期と照射間隔の関係
医療脱毛の効果を十分に発揮するには、毛周期に合わせて施術を行う必要があります。
毛周期とは「毛が生え始めてから成長して抜け落ち、また生え始めるまでの期間」のことを指します。
毛周期には3つの期間があり、それぞれ「成長期」→「退行期」→「休止期」を繰り返し毛は生え変わります。
成長期
成長期は、毛が活発に伸びる時期です。
この時期には毛が最も太く長く成長します。
- 成長前期
毛根にある「毛母細胞」が「毛乳頭」からの指示で細胞分裂し、毛を増やします。 - 成長後期
毛が成長し、肌の表面に現れます。
成長期は上記の様に「成長前期」と「成長後期」に分けられます。
退行期
退行期は「毛の成長が止まり、毛が細く弱くなり、次第に毛根から離れて自然と抜け落ちる状態」を指します。
休止期
休止期は「毛の成長が一時的に停止し、毛根が休息する期間」のことを指します。
休止期の期間は個人差や部位によって異なりますが「数ヶ月〜数年」と言われており、その間毛毛穴は休止している状態になります。
休止期はあくまで「毛根や毛乳頭などの毛を作る組織が休止している状態」なので、時期が来れば、毛が生え始め、再び「成長期」へと繋がります。
医療脱毛の施術を受ける際には、成長期の毛がしっかり生えるのを待つことが重要です。
退行期や休止期の毛との大きな違いは、メラニン色素の多さにあります。
メラニン色素が少ないと、レーザーが適切に反応せず、毛母細胞などの毛根組織の細胞を破壊することが難しくなります。
そのため、毛が活発に伸びる成長期の段階で照射を行えば、一度の施術でより多くの毛を効率的に脱毛できます。
つまり、脱毛の効果を最大化するためには、毛周期に沿って脱毛することが望ましいということなのです。
毛周期について詳しく知る
理由2.肌へにダメージを防ぐため
照射の間隔を空けるのは、肌へのダメージを最小限に防ぐ意味もあります。
医療脱毛のレーザーは効果を実感しやすい分、パワーも強いので肌への負担があります。
照射後に赤みや炎症が出ることも稀にあり、治るまで数日様子を見たり、軟膏を塗ったりして対処します。
現在は医療レーザー機器の発達により、そのようなケースは少ないですが「赤み」「炎症」を防ぐためにも正しい間隔で医療脱毛の施術を行うことが大切です。
効果を最大限に出すため、そして肌を守るためにも、照射間隔を空けて通うようにしましょう。
部位別の照射間隔と脱毛完了までの期間
ここからは「部位別に照射間隔と脱毛完了までの期間」について解説します。
全身脱毛の照射間隔と脱毛完了までの期間
部位 | 必要回数(期間) |
---|---|
全身 (顔・VIO以外) | 5回 (約5ヵ月〜1年半程度) |
全身脱毛の照射間隔は「1ヶ月〜3カ月に1回」が目安となり、脱毛完了までの期間は「1年〜2年」が目安になります。
個人差はありますが、医療脱毛の効果を実感するためには「5回〜6回目」程度の照射が必要になるケースが多く、全身脱毛を最短ペース(1ヶ月〜3カ月に1回)で通う場合、単純計算で「約5ヵ月〜1年半」かかる計算になります。
VIO脱毛の照射間隔と脱毛完了までの期間
部位 | 必要回数(期間) |
---|---|
Vライン | 5回 (1年~1年半程度) |
Iライン | 8回 (2年程度) |
Oライン | 8回 (2年程度) |
VIO脱毛の照射間隔は「1カ月〜3カ月に1回」が目安になります。
ただし、脱毛完了までの期間は希望するデザインや毛の量により異なります。
アンダーヘアを少し残したい場合は「8回」程度、ハイジニーナ(ムダ毛のないツルツルの状態)にする場合は「10回」程度が目安です。
個人差もありますが、VIOは他の部位に比べて毛の量が多く濃いため、施術回数が多くなる傾向にあります。
顔脱毛の照射間隔と脱毛完了までの期間
部位 | 必要回数(期間) |
---|---|
顔全体 | 8回 (2年程度) |
顔脱毛の照射間隔は「1カ月〜2カ月に1回」が目安になります。
顔の毛はメラニン色素が薄い産毛が多く、レーザーが反応しにくいため施術回数が増える傾向にあります。
効果を実感するまでの目安としては「5回」程度で自己処理が楽になり、「8回〜10回」程度でムダ毛がツルツルの状態になることが多いです。
脇脱毛の照射間隔と脱毛完了までの期間
部位 | 必要回数(期間) |
---|---|
両ワキ | 5回 (1年~1年半程度) |
脇脱毛の照射間隔は「2カ月〜3カ月に1回」が目安になります。
脇脱毛は「5回」程度で効果を実感し始め、「8回〜10回」程度でムダ毛がツルツルの状態になることが多いです。
医療脱毛を短期間で終わらせるためのポイント
- クリニックが推奨する照射間隔を守る
- 脱毛施術前は日焼け対策を行う
- 脱毛施術後のアフターケアを徹底する
これから、医療脱毛を短期間で終わらせるためのポイントについて解説します。
毛周期に合わせて脱毛することは前提として、「予定通りに医療脱毛を完了させるために守るべき必要なポイント」や「効果的な医療脱毛を受けるには事前準備・ケア」についてもしっかり理解していきましょう。
ポイント1.クリニックが推奨する照射間隔を守る
医療脱毛の効果を十分に発揮するには、毛周期に合わせて照射するのがベストです。
「成長期」以外の周期にレーザーを照射しても十分な脱毛効果は得られません。
毛周期を無視した脱毛施術は費用も時間も必要以上にかかってしまうので、クリニックの医師やスタッフと相談しながら、自分の毛の状態(毛周期)に合わせて脱毛施術に通うようにしましょう。
ポイント2.脱毛施術前後は日焼け対策を行う
医療脱毛のレーザーは、基本的に日焼けをしている肌には照射できません。
日焼けによって肌が黒くなると、レーザーが毛だけではなく肌にも反応してしまう可能性があります。
肌に反応してしまうと、熱傷や肌トラブルが起こる原因になるため、肌の日焼けの状態によっては施術が行えない場合があります。
そのため、医療脱毛をしている期間中は紫外線予防を十分に行いましょう。
ポイント3.脱毛施術後のアフターケアを徹底する
医療脱毛の期間中は、肌トラブルを避けるために普段より入念に保湿ケアをしましょう。
レーザーを照射した後の肌は一時的に乾燥し、いつもよりバリア機能が低下している状態です。
そのため、化粧水や乳液、クリームなど肌に水分を閉じ込める保湿ケアは必ず行いましょう。
また、肌が乾燥している状態だと皮膚が硬くなり毛が抜けくいと言われています。
脱毛効果をしっかり感じるためにも医療脱毛の期間中は、しっかりと肌を保湿してあげることが重要になります。
医療脱毛の照射間隔に関する質問Q&A
【まとめ】医療脱毛のベストな間隔を知り効率的に脱毛を始めよう!
医療脱毛の効果を十分に発揮するには、毛周期に合わせて施術を行う必要があります。
毛周期を合わせなかったり、施術の間隔を空けすぎてしまうと、脱毛効果が薄れてします可能性があります。
そのため、自分の毛の状態(毛周期)に合わせて脱毛施術を受けることが大切です。
医療脱毛を検討中の人は、クリニックの無料カウンセリングで医師やスタッフと相談することから始めてみましょう。