脱毛で負う火傷(熱傷)はどんな症状?治る?主な原因と対処法も解説

脱毛したいけど、怖いのは火傷(熱傷)のリスク。関連するニュースも後を絶ちません。

脱毛で火傷してしまうのはなぜか、症状はどれくらいの程度で、治るものなのか……。知っておきたいことをまとめました。

なお、当院は医療レーザー脱毛を提供するクリニックです。この記事では、主に医療レーザー脱毛と火傷の関係について解説します。

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目次

脱毛で負う火傷の症状はどれくらい?

医療脱毛で負ってしまう火傷は、正しく処置をすれば数日~数週間で治る症状であることが多いです。症状の重さにもよります。

ヒリつき・ほてり・赤みは数日で治る

症状が軽い場合は、施術の直後や時間が少し経ってから、お肌にヒリつきやほてり、赤みが出ます。

強い日焼けと状態が似ていて、数日で治ります。痕が残ることはほとんどありません。

痛みや水ぶくれが出ると数週間続く

症状が重いと痛みや水ぶくれを伴います。治るには1~4週間かかることも。

色素沈着が起きてしまっても、半年後までには消えていることがほとんどです。

脱毛で火傷してしまう原因

そもそも、脱毛は火傷(熱傷)のリスクがつきものです。

脱毛は、レーザーや光の熱で毛にダメージを与える仕組み。毛根のまわりの皮ふや粘膜は熱がこもりやすく、施術で発生した熱で火傷することがあるんです。

さらに条件が重なれば、火傷のリスクはより高まることに。クリニックやサロンに問題がある場合や、脱毛を受ける人のお肌の状態にも影響します。

施術スタッフの判断ミス

医療レーザー脱毛で使われるレーザーは主に3種類あり、得意な毛質や肌質など特徴が異なります。

脱毛を受ける人の毛や肌の状態にあわせて使い分けたり、適切な出力に調整したりしなければいけません。

出力=脱毛効果とリスクのバランス

レーザーや光の出力は、脱毛を受ける人の毛やお肌の状態をみて調整しています。

出力が小さいと火傷のリスクは下がりますが、脱毛効果は不十分です。

脱毛効果を高めるためには、出力を上げなければいけません。

火傷させないためには、リスクとのバランスが取れた適切な出力に調節する必要があります。

痛みを感じたら施術スタッフにお伝えください

施術を担当するスタッフはもちろん、研修などで技術を身につけています。出力の調整をサポートする脱毛機も登場しています。

しかし、施術スタッフが判断を誤る可能性は0ではありません。

もし施術中に痛みを感じたら、脱毛効果のためと我慢し続けるのではなく、施術スタッフに遠慮なくご相談ください。

万が一、火傷などのトラブルがみられましたら、適切に処置・処方をおこないます。

お肌が乾燥している

お肌は乾燥すると、刺激や細菌に対するバリア機能が弱まります。

レーザーや光の熱によるダメージも増します。火傷のリスクが高くなるほか、症状もひどくなりやすいです。

お肌の色が濃い

脱毛は、メラニン色素に反応してレーザーや光を照射し、熱で毛にダメージを与える仕組み。

色の濃いお肌はメラニン色素が多く、毛だけでなくお肌にもレーザーが反応するので火傷しやすいんです。

色の濃いお肌の例
  • 日焼けなどで色の濃い肌
  • 色素沈着(VIOや肌荒れの痕など)
  • 乳輪など色の濃い部分
  • ほくろ

そもそも日焼けは、火傷のひとつです。

お肌が炎症を起こし乾燥もしているので、レーザーや光の刺激が大きなダメージに。施術による火傷もしやすくなります。

ほくろは施術の際、レーザーや光が反応しないよう、避けたりシールを貼ったりして対処します。

火傷しているなと思ったときの対処法

火傷は多くの場合、適切かつ速やかに対処すれば悪化を防げます。

対処法の例を紹介します。

保湿する・症状のある部分を冷やす

施術を受けたその日に出た火傷(赤みやひりつき)は、保湿したり冷やしたりすることで治まることがほとんどです。

普段よりも念入りに保湿し、症状がみられる部分は清潔なタオルで巻いた保冷剤や氷、濡らしたタオルなどで冷やしましょう。

お肌の熱を放出することで、症状の悪化を抑えられることがあります。痛みも和らぎます。

保冷剤や氷は直接あてるのはNG。冷たすぎて、かえってお肌の負担になります。

医師に相談する

症状が数日にわたって続いたり、水ぶくれが出たりしたら、なるべく触らないようにして、医師に診てもらいましょう。

痕が残ることもあるので、なるべく早く連絡します。処置や処方を受けることもありますが、脱毛クリニックなら費用は無料としていることも多いです。

水ぶくれはつぶさない

水ぶくれは、雑菌の侵入を防いだり、傷を癒す役割があります。潰さないようにしましょう。

つぶれてしまったら、その部分を洗ったあとにばんそうこうを貼り、清潔に保ちます。

まとめ

脱毛で火傷を負う主な原因は、お肌の色の濃さと乾燥です。紫外線対策と保湿ケアを徹底すれば、リスクを抑えることができます。

また、脱毛で負う火傷は、症状が軽ければ数日程度、重くても数週間で治ることが多いです。痕が残ったとしても、ほとんどの場合は半年程度で消えます。

症状が重い場合は、多くのクリニックは無料で処置します。

クリニックは火傷を、脱毛に伴うリスクや副作用として契約前に説明しているはず。脱毛を受けたい方は、同意したうえで契約を結びましょう。

この記事を書いた人

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