ラシャはどんな脱毛機？効果・痛みなど特徴や他機種との違いとは

ラシャ（Lasya）は、BLUECORE COMPANY社が製造する医療レーザー脱毛機です。

この記事では、脱毛効果や痛みといったラシャの特徴や、他の脱毛機との違いを解説します。

効果ない・抜けないって本当？ラシャの特徴

ラシャは、ダイオードレーザーを使う脱毛機です。熱破壊式と蓄熱式を切り替えられるので、部位の毛質・肌質にあわせて効率よく脱毛できます。

大まかな特徴は次のとおりです。

幅広い毛質・肌質に対応！産毛の脱毛が得意

ラシャはダイオードレーザーを熱破壊式と蓄熱式で使い分けることで、幅広い毛質・肌質に対応できます。

医療レーザー脱毛で使われるレーザーは3種類あります。アレキサンドライトレーザー、ヤグレーザー、ダイオードレーザーです。

ダイオードレーザーは、アレキサンドライトレーザー・ヤグレーザーの間を取ったような特徴で、濃い毛から産毛まで対応できます。

さらに、熱破壊式と蓄熱式を使い分けることで、部位の毛質・肌質に適した効果的かつリスクの小さい施術ができます。

特に蓄熱式なら、産毛の脱毛が得意です。色の濃いお肌にも施術できます。

痛みを感じにくい

ラシャは、施術で痛みを感じにくいのも特徴のひとつ。

ダイオードレーザーは他のレーザーと比べて、蓄熱式は熱破壊式と比べて痛みを感じにくいためです。

さらに、約-15℃の冷却装置を備えたハンドピース（レーザーを照射する装置）が痛みや火傷のリスクを軽減します。

効果や安全性に信頼できるとは言い切れない

2023年8月時点で、ラシャが厚生労働省やFDA（アメリカ食品医薬品局）といった、主要国の認可を受けていることを確認できていません。

現状では、脱毛効果や安全性に信頼できるとは言い切れません。

メディオスターやラシャトリニティとの違い

同じ蓄熱式脱毛機の、メディオスターとラシャトリニティ。大きな違いはレーザーにあります。

メディオスター（ネクストプロ・モノリス）との違い

ここでは、メディオスターネクストプロとモノリスを比較対象に挙げます。どちらもラシャと同様に、蓄熱式と熱破壊式を切り替えられます。

	ラシャ	メディオスター
レーザー	ダイオード	ダイオード ※808nm・940nmの波長を同時照射
照射方式	蓄熱式・熱破壊式
剛毛	効果を期待できる
産毛	得意
色黒肌	基本的に対応可
痛み	感じにくい
照射面積	2.4㎠	・最大9.12㎠（ネクストプロ） ・最大9.98㎠（モノリス）
許認可	未確認（2023年8月時点）	・厚生労働省 ・米国FDA

違いはレーザーの波長（届く長さ）です。メディオスターはどちらも2種類の波長（808nm・940nm）のダイオードレーザーを照射できます。

お肌の表面から深い毛根へのアプローチは、808nmの波長しか照射しないラシャよりも優れているでしょう。

ラシャトリニティとの違い

ラシャトリニティは、ラシャの上位機種。ラシャとの大きな違いは、3種類のレーザーの波長を照射できることです。

そのほかの特徴に大きな違いはありません。

	ラシャ	ラシャトリニティ
レーザー	ダイオード	ダイオード ※3種の波長（755nm・808nm・1064nm）を使う
照射方式	蓄熱式・熱破壊式
剛毛	効果を期待できる	得意
産毛	得意
色黒肌	基本的に対応可
痛み	感じにくい
許認可	未確認（2023年8月時点）

ひとつの波長しか照射できないラシャよりも、幅広く対応できて、脱毛効果も期待できます。

まとめ

ラシャの特徴をまとめると、以下のとおりです。

ラシャは、蓄熱式でダイオードレーザーを使う脱毛機です。産毛から濃い毛まで、そして色の濃いお肌にも対応できます。

お肌が受けるダメージが小さく、痛みも感じにくいのが特徴です。

厚生労働省など、主要国の機関の認可を受けていることが確認できないため、効果や安全性に不安があるのがデメリット。

メディオスターシリーズや上位機種のラシャトリニティは、ラシャより幅広い毛質に対応できます。

当院は厚労省に承認された脱毛機のみ導入しています

渋谷・那覇に展開する当院エルプラスクリニックは、厚生労働省やFDA（アメリカ食品医薬品局）の認可を受けた3種類の脱毛機を導入しています。

これらの脱毛機を使い分け、患者様の毛質・肌質にあわせて効果的かつ安全性の高い施術を提供いたします。