医療レーザー脱毛の仕組みとは?毛が抜ける原理・メカニズムを詳しく解説!

こんにちは!エルプラスクリニックです。

脱毛したいけど、医療脱毛と美容脱毛(光脱毛)のどちらを選ぶべきかお悩みの方もいるのでは。

そこで今回は、医療脱毛(医療レーザー脱毛)の仕組みを解説します。通う回数やペース、美容脱毛との違いにも触れました。

さっそくですが、医療レーザー脱毛の仕組みを簡単に説明すると、次のとおりです

医療レーザー脱毛の仕組み
  1. レーザーをムダ毛に照射
  2. レーザーによる熱で発毛組織を破壊
  3. 発毛がストップし毛が抜け落ちる

破壊した組織は再生されないので、脱毛した毛が再び生えてくることはほぼありません。永久脱毛効果を期待できます。

永久脱毛効果期待できる
種類2種類(熱破壊式・蓄熱式)
完了までの期間10ヶ月~1年(5回コースの場合)
施術のベストな間隔・頻度約2ヶ月に一度
医療レーザー脱毛の効果の特徴

さらにこの記事では、医療レーザー脱毛についてもっと詳しく解説しています。

以下のリンクやもくじから、気になっていることをチェックしてみてください。

なお、医療脱毛にはレーザー脱毛と針脱毛がありますが、この記事ではレーザー脱毛について解説しています。

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目次

医療レーザー脱毛とは?【永久脱毛の原理・メカニズムを解説】

医療レーザー脱毛は、レーザー治療のひとつ。メラニン(黒い色素)に反応するレーザーを照射して、毛の成長を抑える施術です。

照射されたレーザーは、毛のメラニンに反応して吸収されます。レーザーによる熱エネルギーで発毛組織を破壊することで、毛が生えることを抑制する、という仕組みです。

破壊された発毛組織は再生されず、再び毛が生える可能性は著しく低くなります。これが、永久脱毛と呼ばれる効果の原理・メカニズムです。

医療レーザー脱毛の特徴
  • 永久脱毛効果を期待できる
  • 痛みを感じやすい
  • メラニンが極端に薄い白髪は脱毛できない
  • 色の濃い肌には施術できないことがある
  • トラブル時は医療従事者がスムーズに対応
自己処理が楽になる5回~8回
ツルツル(産毛もない状態)8回~10回
医療レーザー脱毛で効果(通う回数の目安)

医療レーザー脱毛で毛が抜ける仕組み・流れを解説

医療レーザー脱毛で毛が抜ける仕組み・流れは、次のとおりです。

医療レーザー脱毛の仕組み・流れ
  1. レーザーをムダ毛に照射
  2. レーザーによる熱で発毛組織を破壊
  3. 発毛がストップし毛が抜け落ちる
STEP
レーザーをムダ毛に照射

お肌に脱毛機をあててレーザーを照射します。毛のメラニンにレーザーが吸収され、熱が発生します。

STEP
レーザーによる熱で発毛組織を破壊

熱が毛をつたって毛根に届きます。毛根に集まる発毛組織が熱で破壊されます。

STEP
発毛がストップし毛が抜け落ちる

発毛組織が破壊されたことで、新たな毛は生えなくなります。生えている毛も数週間で自然と抜け落ちます。

※熱破壊式の場合

ちなみに、サロンなどが提供する美容脱毛(光脱毛)も、基本的に仕組みは同じですが、永久脱毛効果は得られません

医師法により、発毛組織を破壊できるだけの出力を出せないためです。

施術後、一定期間がたてばまたムダ毛が生えてきます。毛の生えるペースが遅くなる、生えてくる毛が細くなるといった効果は得られます。

2種類の医療レーザー脱毛の仕組み・特徴を解説

医療レーザー脱毛は、レーザーの照射の仕方の違いで2種類に分けられます。熱破壊式と蓄熱式です。

それぞれ、得意な毛や痛みなどに特徴があります。あなたに合うものはどちらでしょうか?

熱破壊式レーザー脱毛の仕組みと特徴

熱破壊式は、剛毛の脱毛が得意だけれど、痛みを感じやすい照射方式です。

メラニンをターゲットにレーザーを高い出力で照射して、発生する熱で発毛組織を破壊します。

メラニンが濃いほどレーザーが吸収されやすく、熱も高まりやすいので、色が黒に近い毛ほど脱毛効果を実感しやすいです。

一方で、産毛などメラニンの薄い毛の脱毛は苦手。日焼けなどで色の濃いお肌も、ヤケドや痛みのリスクが高まるため施術できないことがあります。

主なターゲット毛乳頭・毛母細胞
照射の仕方レーザーを高い出力で単発ずつ照射
毛の抜け方施術後1~2週間で自然と抜ける
剛毛への効果得意
産毛への効果苦手
痛みの強さ感じやすい
色黒肌・日焼け肌苦手
敏感肌・アトピー肌苦手
熱破壊式レーザー脱毛の特徴

※効果や痛みは、照射するレーザーの種類にも左右されます

メリット
デメリット
  • 濃い毛に効果を実感しやすい
  • 施術後約1~2週間で抜ける
  • 産毛の脱毛は苦手
  • 色黒肌・日焼け肌の施術は苦手
  • 痛みを感じやすい
熱破壊式レーザー脱毛がおすすめな人
  • ヒゲや脇など毛が濃い部位を脱毛したい
  • 剛毛に悩んでいる
  • 肌の色が濃くない
  • 多少の痛みは平気

蓄熱式レーザー脱毛の仕組みと特徴

蓄熱式は熱破壊式と対照的に、産毛が得意で痛みも感じにくい照射方式です。

低い出力のレーザーを連射して熱を蓄えることで、発毛を促すバルジ領域を破壊します。

脱毛効果がメラニンの濃さに影響されにくいのが特徴です。熱破壊式とは違い産毛の脱毛が得意で、色の濃いお肌にも施術できることがあります

レーザーの出力が弱く発生する熱の温度も低いので、痛みを感じにくく、お肌が弱い方にも施術できることがあります。

主なターゲットバルジ領域
照射の仕方レーザーを低い出力で連射する
毛の抜け方施術後3~4週間で自然と抜ける
剛毛への効果期待できる
産毛への効果得意
痛みの強さ感じにくい
色黒肌・日焼け肌基本的に施術できる
敏感肌・アトピー肌施術できることがある
蓄熱式レーザー脱毛の特徴

※効果や痛みは、照射するレーザーの種類にも左右されます

メリット
デメリット
  • 産毛などメラニンの薄い毛が得意
  • 剛毛にも対応できる
  • お肌が弱い方や肌色が濃い方も施術できることがある
  • 痛みを感じにくい
  • 剛毛の脱毛は熱破壊式のほうが得意
  • 抜けるまでの期間が施術後約3~4週間
蓄熱式レーザー脱毛がおすすめな人
  • 顔や背中など産毛の多い部位を脱毛したい
  • お肌の色が濃い
  • 施術の痛みが不安
  • お肌が弱い

医療レーザー脱毛の仕組みと毛周期の関係を解説

医療レーザー脱毛の仕組みと一緒に覚えておいてほしいのが、毛周期のこと。

毛周期とは、成長期→退行期→休止期→成長期→……とくり返す、毛の生えかわりのサイクルです。

医療レーザー脱毛でも美容脱毛でも、毛周期を考慮して通わないと、十分な脱毛効果を得られません。

医療レーザー脱毛は「成長期」のタイミングで照射するのがベストの間隔

毛周期とは、毛の生えかわりのサイクルのことです。

ムダ毛は、発毛し、抜け落ちて再び発毛するまでに、「成長期」→「退行期」→「休止期」という段階を経ています。

実は、脱毛効果を得られるのは、毛が成長期のときだけ

退行期・休止期の毛にレーザーを照射しても、脱毛効果は期待できません。

毛周期(発毛のサイクル)
  1. 成長期(成長初期・成長期)
  2. 退行期
  3. 休止期
成長期」に脱毛するのが最適な理由

医療レーザー脱毛は、メラニンに反応するレーザーを照射し、熱で発毛組織を破壊するという仕組みです。

毛に含まれるメラニンの量は、毛周期の段階によって異なります。もっとも多く含まれるのが、成長期です。レーザーが反応しやすく、脱毛効果も最大限に得られます。

一方で、毛が抜け落ちる段階の退行期・休止期は、メラニンが少ないです。毛も、発毛組織である毛乳頭から離れています。

レーザーが毛に反応しにくいうえ、毛乳頭まで熱が届きにくいため、十分な脱毛効果は得られません。

プララボ編集部

脱毛効果を十分に得られるのは、メラニンの量が多い成長期の毛だけ。

脱毛は、毛が成長期を迎えているときに施術を受けましょう。

ところで、毛が成長期を迎えているか見分ける方法はあるのでしょうか。

【部位別】毛周期に合った脱毛周期

実は、毛が成長期を迎えているかどうか、正確に見分けることはできません

ただ、成長期の毛が生えそろうまでの期間の目安はわかっています。クリニックはこれを参考に、次の施術日をご提案しています。

以下が、毛周期にあわせて通う際の間隔の目安です。部位によっても異なります。

部位周期
2ヶ月~3ヶ月
VIO1ヶ月半~2ヶ月
1ヶ月~2ヶ月
太もも1ヶ月半~2ヶ月
ヒザ下1ヶ月半~2ヶ月
毛周期に合った脱毛周期
プララボ編集部

十分に脱毛効果を得るためには、目安の期間にあわせて通うことが大切です。

当院エルプラスクリニックでは、およそ2ヶ月に1回の間隔での施術をご案内しています。

なお、毛周期は毛一本一本バラバラです。成長期を迎えている毛は、すべてのムダ毛のうち20%程度しかありません。

つまり、一度の施術で脱毛できるムダ毛は、ほんの一部。すべての毛を脱毛するには、施術の回数を重ねる必要があります。

医療レーザー脱毛の仕組みに関する質問Q&A

医療レーザー脱毛で毛がなくなるメカニズム(仕組み)は?

レーザーによる熱で発毛組織を破壊し、毛を生えなくさせます。

医療レーザー脱毛は、メラニンに反応するレーザーを照射し、レーザーの熱で発毛組織を破壊することで、毛の成長や発毛をストップさせます。

もう一度読む「医療レーザー脱毛とは?【永久脱毛の原理・メカニズムを解説】」

医療レーザー脱毛は1回の照射だけでも効果あるの?

効果はありますが、すべての毛を脱毛できるわけではありません。

毛周期の関係上、一度の施術で脱毛できるのは一部の毛だけです。

もう一度読む「医療レーザー脱毛の仕組みと毛周期の関係を解説」

医療レーザー脱毛はどのくらいの間隔で通うのがベスト?

当院エルプラスクリニックでは、約2ヶ月に1回の間隔をご案内しています。

脱毛は毛周期の関係上、立て続けに施術を受けても十分な脱毛効果を得られません。

もう一度読む「医療レーザー脱毛の仕組みと毛周期の関係を解説」

美容脱毛より医療レーザー脱毛のほうが毛が生えにくいの?

医療レーザー脱毛は、脱毛した毛が生えてくることはほぼない永久脱毛です。美容脱毛は、一定期間がたてばまた生えてきます。

両者の仕組みは基本的に同じですが、美容脱毛では永久脱毛の効果を得られる施術はできません。

もう一度読む「医療レーザー脱毛とは?【永久脱毛の原理・メカニズムを解説】」

【まとめ】医療レーザー脱毛の仕組みを知って最適なペースで脱毛をはじめよう!

医療レーザー脱毛の特徴
  • レーザーの熱で発毛組織を破壊して、毛を生えなくさせるという仕組み
  • 脱毛した毛が再び生えてくることはほぼない(永久脱毛)
  • 熱破壊式と蓄熱式の2種類があり、得意な毛や痛みの感じ方などが違う
  • 毛周期にあわせて通うことが大切
自己処理が楽になる5回~8回
ツルツル(産毛もない状態)8回~10回
医療レーザー脱毛で効果(通う回数の目安)
プララボ編集部

医療レーザー脱毛の仕組みは、毛のメラニンに反応するレーザーを照射し、発毛組織を破壊することで発毛をストップさせるというものでした。

施術を受けると、毛は数週間程度で自然と抜け落ちます。再び生えることはほぼありません。

医療レーザー脱毛には熱破壊式と蓄熱式があり、それぞれ特徴が異なりますが、どちらも永久脱毛効果を得られます

最小限の回数で最大限の脱毛効果を得るためには、毛周期にあわせて通いましょう。

この記事を書いた人

医療脱毛をはじめ美容医療に関する情報を配信しています。読者の皆様が「あのとき、プララボの記事に出会えて本当に良かった」と感じていただけるような、価値あるコンテンツを心を込めてお届けします。

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